【一眼レフカメラ】JPEG?RAW?記録画質の選び方。

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デジタル一眼レフでは、用途に応じて写真の記録画質を選択することができます。記録画質を変更すると、写真のサイズやデータの重さが変化します。

今回の記事では、記録画質の基礎知識と我々カメラマンがどのように使い分けているかを書いていきたいと思います。

記録画質の種類

デジタル一眼レフのデータには大きく分けて二種類のデータが存在します。それがよく聞くJPEGデータとRAWデータというものです。JPEGデータというと、iPhoneなどのスマホで撮影した写真データもJPEGで保存されていますので多くの方が聞いたことがあったり、扱ったことがあるなど割と身近な存在ではないかと思います。

一方RAWデータというのは、その名の通り「生のデータ」という意味です。JPEGが予めある程度圧縮されているデータなのに対し、RAWデータは明るさや色味を調整することを前提とした、圧縮されていない大きなデータになります。

L、M、S。Fine、Normal…データのサイズと画質を選ぼう

記録画質はさらにサイズによって細分化されます。
サイズの表記はカメラによって違いますが、大抵はマックのポテトと同じL、M、Sで表記されます。当然サイズの大きさはL>M>Sとなります。なるほど、JPEGとRAW、それぞれ三種類ずつあって、合計6個になるのね、と思いきや、実はJPEGデータはまだ細分化されていきます。
L、M、Sはサイズの違いですが、今度は画質のキレイさで更に分けられます。画質のキレイさはFineとNormalで区別され、Fineが低圧縮データ、Normalが中圧縮データとなり、もちろん圧縮率の低いFineの方がキレイな画質に仕上がります。

JPEGの帆のような形をしている方がFine、カクカクしている方がNomal。

JPEGの帆のような形をしている方がFine、カクカクしている方がNomal。

RAWデータは重い!

もちろん、データのキレイさだけを考えれば常にL-RAWで撮影しているのがいいのですが、欠点もあります。それはデータが重いということです。カメラにもよりますが、L-RAWは一枚あたり約20MBもあり、4GBのメモリーカードを使った場合、単純計算で200枚しか撮影できないことになります。

また画素数が大きいカメラで撮影した場合、連射してもカメラが画像処理に追いつかずにシャッターが切れなくなってしまうということもあります。RAWデータを扱う時は、データの処理が速いUDMA7対応メディア(SDカードやCFカード)を用意しておくといいでしょう。(この記事の一番下に添付してあるカードもUDMA7対応のカード)

写真の用途によって、サイズを使い分けよう。

では、それぞれの画像サイズがどのプリントサイズまで適しているのか見てみましょう。(JPEG、RAWともに同じです。)
Lサイズ … 〜約A3まで
Mサイズ … 〜約A4まで
Sサイズ … 〜ハガキまで

上の結果を見て分かるように、画像サイズによってプリントできる範囲が大きく変わります。もし写真展で大きく写真を展示したいということであれば、やはりLサイズは欲しいところです。

一方、自分のブログに挿絵的に写真を一枚載せるだけというのであれば、それこそSサイズで全然十分です。逆にWEBにあまり大きいデータを載せるとサイトが重くなるリスクもあるので、webではどちらかというと軽いデータの方が向いています。実際にWEB関係の仕事を受ける際には、納品データは1〜3MBくらいで欲しいといわれることはよくあります。

イベント系はJPEG、一枚写真で大きく見せる時はRAWデータで。

ここからは私のカメラマンとしての経験則ですが、どうやって記録画質を使い分けているのかを紹介していきます。
私の場合、イベントや記録撮影のときは基本的にJPEGデータで撮影しています。理由としては、記録写真は基本的にポスターや雑誌で大きく紙面全面に載せることがないからです。またイベント系の撮影では一回の撮影で3000枚以上など、カット数が多くRAWデータで撮影しているとメモリーカードがすぐにいっぱいになってしまうからです。

一方、雑誌やポスターで使うポートレートや料理の撮影等は必ずRAWデータで撮影するようにしています。特にロケで撮影する場合等は、太陽の光が刻一刻と変化して、こちら側ではコントロール仕切れない部分が出てくるため、絶対に後処理(レタッチなど)が必要になります。また、レタッチで色を調整したり、わざとコントラストを強めにするなど、自分のしたい表現をするためには、やはりRAWデータが向いているのです。

RAWデータに挑戦する人は大きいメディアを用意しよう

最後の使い分けの話は飽くまでも私の周りと私個人の話なので必ずしも正しいというわけではありませんが、使い分けの参考程度にしていただければと思います。
これからRAWデータに挑戦したいという方もいらっしゃるかと思いますが、上にも記載した通り、RAWデータはサイズが重いので最低でも16GB、結婚式などカット数の多い場合は32〜64GBくらいのメディアを用意しておくといいですね。RAWデータについてはまた別の機会に詳しく書こうと思いますので楽しみにしててください!

UDMA7対応、32GBのCFカード。

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