レンズの中古品、失敗しないための注意点と選び方とは。

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レンズフードの使い方

カメラ機材はとにかく高価なものが多く、お金がかかります。そんな時に誰もが思うことが「レンズは中古にしようかな…」ということだと思います。中古品とはいえど数万円もするレンズは高価な買い物です。今回はそんな中古レンズの選び方と注意点を紹介していきます。

そもそもレンズは中古でも大丈夫?

中古レンズを検討する際に、まず気になるのが中古レンズでも大丈夫なのか?という点だと思います。カメラ機材は精密機械ばかりなので、品質部分に関しては気になりますよね。結論から言うと、中古品でもちゃんとしたものであれば全く問題ありません。実際に私の持っているレンズの3割は中古ショップで購入したもので、全く問題なく使えています。プロの方でも中古のレンズを購入している人はかなり多いです。

カメラのボディはシャッター回数によって大体の寿命があるのですが、レンズはカビや傷などに気をつけていればかなり長く使えるものです。最近のレンズはAFなどの電子機構がついているので、長く使っているうちにその辺の不調が現れることもあるかもしれませんが、レンズそのものの写りに関してはかなり長く保つと考えてもいいと思います。フィルムの頃はマニュアルレンズがほとんどでしたので、きちんと手入れをしていればずっと使えるものだと言われていました。

中古レンズの選び方と注意点

商品状態評価を見る

中古レンズを選ぶ際にまずチェックするポイントは、お店側の評価です。どこの中古店でも、それぞれの商品の状態に合わせて品質評価をつけています。大体どこのお店もAA〜Dで評価され、AAが新品同様、Bで並品、Dだとジャンク品などといった具合に評価されています。

個人的にはBを境に、それより下の状態のものは買わないようにしています。オススメはAB(良品)で、商品の状態はいい割に安く購入できる一番バランスの良いランクだと思っています。Bの場合は、実際に商品を手にとって、値段にも納得いけば購入することもあります。

カビのついたものは絶対に買わない

カビはレンズの大敵です。カビが生えてしまうと、いくら清掃してもどうしようもありません。お風呂でもそうらしいですが、カビが生えてそれをゴシゴシ掃除した場合、もし傷が入るとそこにカビの根が広がって余計に酷くなるらしく、一度カビが生えてしまうと取り切るのはかなり難しいそうです。

多少のホコリなら気にしない

一方で私は多少のホコリなら気にしないようにしています。どれだけ丁寧にレンズを扱っていても、ホコリはどうしても入ってしまうものです。しかも多少ホコリが入ったとしても、正直そこまで写真の仕上がりには影響しません。ABランクでもホコリが少し混入しているものもありますが、それでも良好と査定されているというのは写真の仕上がりに影響しないからだと思います。

マウント部分に注目

私が中古レンズを購入するときに必ずチェックする部分があります。それはマウント部分に傷があるかないかです。マウント部分はどうしても傷はついてしまうものではありますが、そこを見れば前の持ち主の使用頻度や丁寧に扱っていたかどうかがわかります。マウント部分が傷だらけのものは、使用度の高いものか雑に扱われていた可能性が高いので、あまり選ばない方が良いかもしれません。

展示品は買わない

たまに中古品の中に展示品が売られていることがあります。展示品はとにかく値段が安くて魅力的ですが、絶対に買わないようにしましょう。展示品ということは、不特定多数の人が触っていて、しかも自分の機材ではないため雑に扱われている可能性も大です。やはり安いものにはそれなりの理由があるのです。

ちなみに、以前Canonの70-200mmF2.8の展示品が10万以下で売られていたので見せてもらったことがあるのですが、やはりマウント部分は見たことないくらいにボロボロでした。それだけ雑に扱われているということですね。

購入する際には必ずテストショットさせてもらう

中古レンズを購入するときは必ず自分のボディも持ち込んで、テストショットさせてもらうようにしましょう。レンズは外観だけでは本当の状態はわかりません。実際に撮影してみて、AFや手ぶれ補正は正常に作動するのか、リングは重くなったり引っかかりがないか、ピントのずれがないかなどをチェックすることが大切です。ちなみにもしボディを忘れたとしても、お店の人がボディも貸してくれるので、借りてテスト撮影してみましょう。

中古レンズが売っているお店

中古レンズやカメラ用品を売っているお店はフジヤカメラ、マップカメラ、カメラのキタムラなどいろいろとあります。

一番有名なのはやっぱりフジヤカメラだと思います。フジヤカメラはラインナップも豊富ですし、店員さんもかなりカメラに詳しい方が多いので、購入するときに相談にのってくれて安心感があります。

個人的にオススメなのはカメラのキタムラです。カメラのキタムラはネット上で全国の在庫が確認でき、気になったものを近くの店舗に取り寄せ、店舗で実際に検討した上で購入できるので、安く、そして安心に購入できます。他のオンラインストアでは、商品の写真がのってなかったり実際に商品を手にとって確認できなかったりと、中古品を購入するには不安な部分が多いように感じます。

ちなみに最近では、ヤフオクやメルカリ、ジモティーのようなオークションや中古品販売サイトでも中古機材が売られていることがありますが、個人的にはオススメしません。専門の中古品店では専門の査定員がいて商品状態を査定してくれますが、オークションサイトでは誰が出店していて、誰が商品の状態について査定しているかがわかりません。極端な話、状態良好と書かれていても、実際にはレンズにカビが生えている可能性だってあります。

どうしてもオークションサイトで購入したい!という場合は、出品者がこれまで中古レンズを販売している実績があるのか、これまでの評価はどうなのかという点を調べた上で購入するようにしましょう。

中古品の購入はタイミングも大事

レンズの値段というのはなかなか下がらないものなのですが、同じレンズの新型が発売された時には旧型の価格が下がる傾向にあります。例えば、Canonの24-105mmの新型が発売されましたが、やはり旧型の価格相場はかなり下がりました。新型発売前は確か良品で10万近くしていましたが、今では良品で6万以下で販売がされています。このように中古品でもタイミングによって良い買い物ができたりします。

中にはなかなか出回らない商品も

大口径レンズのような高価なレンズは中古品で買いたくなりますが、買い換えることがあまりないタイプのレンズなので中古市場になかなか出てこないことが多いです。そういったレンズを中古で検討されている方は、すぐには手に入らないということ、根気が必要ということも頭に入れておきましょう。

中古レンズにも保障はつく

カメラ機材を購入する時に保障はとても大事なポイントです。新品で購入した場合、だいたい最低でも一年間の保障はつくものですが、中古品の場合でも半年間の保障がつくのが普通です。もし保障がつかない場合は購入を控えた方がいいでしょう。

新品のレンズでも初期不良があることも稀ではないのに、中古品の場合は購入してすぐに自然故障、ということもありえなくはないからです。私の場合は中古品で購入したレンズが壊れたことはまだありませんが、中古とはいえど高い買い物になるので保障がつくものを購入するようにしましょう。

新品で購入する前に中古品も検討してみましょう!

カメラ機材は高価なものが多いと最初にも書きましたが、とにかくカメラはお金のかかる趣味です。しかもこだわればこだわるほど、沼にはまっていきます。お金持ちの人は良いですが、そうでない私のような庶民の皆さんは抑えられるところは抑えていきましょう。レンズはもっともお金のかかる機材でもある一方で、中古品を検討すれば出費がかなり抑えられるポイントでもあります。全てを新品で揃える前に、中古品も検討してみてはいかがでしょうか。

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