星空写真のキレイな撮り方。ISO感度の設定と三脚が大事。

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ISO感度を上げれば星の撮影もできる。

写真を始めるきっかけの一つに、「綺麗な星空が撮りたいから」という理由の人も多いのではないでしょうか?しかし、星空はいいカメラを買ったからといってすぐに撮れるようになるわけではなく、きちんとした写真の知識がなくては撮れません。

今日は写真の基礎知識を覚えながら、星空の撮り方を勉強してみましょう。

写真の基礎知識

暗い場所を撮る方法

星空を撮るということは、大前提として被写体である空が暗いということが挙げられます。つまり暗い場所を撮る方法が分かっていないと星空の写真は撮れないということです。

暗い場所を明るく撮るには三つの調整方法があります。それはF値とシャッタースピード、そしてISO感度です。

F値は最小に設定

F値というのは写真のボケ味をコントロールすることのできる数値のことで、数値を小さくすればするほど、写真が明るくなります。星空を撮影する場合にはF値を最小に設定しましょう。しかしここで気をつけなくてはいけない点としては、F値を小さくすればするほど写真がボケやすくなってしまいます。星がボケないように、一番明るい星にしっかりとピントを合わせた上で撮影しましょう。もし夜景山なども入れて撮影する場合は、その山にピントを合わせても大丈夫です。

シャッタースピードは30秒くらいに設定

次にシャッタースピードです。シャッタースピードとは、その名の通りシャッターの開け閉めするスピードのことで、スピードを遅くすればするほどカメラ内に多くの光を取り込むことができ、明るい写真にすることができます。

星空の写真を撮る時は、シャッタースピードを30秒くらいに設定するといいですね。

シャッタースピードの遅くしすぎに注意!

みなさんご存知のように地球は自転していますよね。つまり時間とともに星は移動するということです。シャッタースピードをあまり遅くしすぎると、星が動いて線のように写ってしまいます。あえてそのような撮り方を狙うのもアリですが、もし点で撮りたい場合はあまりスローシャッターにしすぎないほうがいいでしょう。

ISO感度は思い切り上げっちゃって!!

最後はISO感度です。ISO感度とはカメラの光に対する感度の高さを表す数値です。数値を大きくすればするほど写真は明るくなりますが、その代償として画像が荒くなります。星空を撮る時はなるべく高くしすぎないようにして、最大でもISO800くらいに留めておくといいですね…と言いたいところですがこれは理想論です。結局ISO感度を抑えて星空を撮影するにはかなり明るい、いいレンズが必要になります。

試しに僕がISO感度を抑えて撮影した星空の写真をご覧ください。

ISO800 F4.0 30秒で撮影

ISO800 F4.0 30秒で撮影

上で書いた設定で撮影してもこの程度しか星が写りません。全然ダメです。
本格的な星空の写真を撮影するためにはよっぽどの機材がなくては撮影することはできず、一般的な機材で撮影するにはISO感度をガンガンあげて撮らないとダメなようです。ちなみにこの日使ったレンズはCanonの24-70mm F4でした。特別明るいレンズというわけではないですが、決して悪いレンズではありません。結局このレベルのレンズでは、上の設定ではこの程度しか撮れないのです。

次に実際にISO感度をかなりあげて撮影してみました。

ISO12800 F4 30秒

ISO12800 F4 30秒

画像が荒れるのを覚悟でISOを思いっきりあげて撮影してみたところ、いい感じに星空が撮影できました!銀河まで見えます。まぁ僕の場合はこの星空の写真をプリントしてコンテストに出すということはしないので、多少画像が荒れようがあまり関係ないのでこれでいいかなと思います(^_^;)もし星空の写真を綺麗に撮影してコンテストや写真展に出展したいという方は、かなり明るいレンズを購入することを検討することをお勧めします。ネット上であげる程度の目的であれば、僕と同じようにISO感度をガンガンあげて撮影してみましょう!

星空撮影に必要な機材

星空撮影には三脚を忘れずに

星空の撮影には三脚が必須です。すでにシャッタースピードの項目でも書いたように、星空を撮影するときにはスローシャッターで撮影する必要があり、手持ちで撮影すると必ず手ぶれしてしまいます。その手ぶれを防ぐために必ず三脚につけて撮影するようにしましょう。
三脚はあまり軽いものだとシャッターが降りた時の衝撃でブレてしまう恐れがありますので、なるべく重量があるものの方が安心です。

スローシャッターでブレない写真を撮るコツ

三脚につけていてもシャッターを押した時の反動でブレてしまうことがあります。その手ぶれを防ぐのに役立つのが、セルフタイマーモードです。セルフタイマー設定しておけば、シャッターを押した時の反動でカメラがブレる心配もありません。タイマーモードがない場合は、市販のリモートシャッターを使うといいですね。Amazonでも中国製のものであれば2,000円くらいで売っています。

また三脚につけて撮影するときは手ぶれ補正機能はオフにしておきましょう。三脚につけた状態で手ぶれ補正モードをオンにしておくと、モーターなどの揺れが原因で逆にブレを引き起こすことがあるようです。

レンズは超望遠か広角レンズ

星空の撮影には2通りの撮影方法があると思います。超望遠でアップの天体写真を撮るか、広角で満天の星空を撮影するかです。
アップの天体写真を撮影するのもいいのですが、それを撮影するには超高級なレンズが必要になるため、我々一般人には現実的ではありません(涙)。なのでよっぽどお金に余裕がある人以外は広角レンズを準備するようにしましょう。

またレンズには明るいレンズと暗いレンズあります。レンズを選ぶときには、なるべく明るいレンズを選ぶようにしましょう。単焦点レンズや、F値の小さなレンズが明るいレンズにあたります。

星空を撮るのにベストな場所や環境とは

街明かりのない田舎や山奥

星空を撮るときはなるべく街の明かりがない場所まで移動しましょう。街の街灯があると、その光に邪魔されて星が見えなくなります。

新月の夜

月も星空を撮るのに邪魔をする要因の一つです。月明かりは人が思っているよりも明るく、特に満月の夜などは星が見えにくくなります。星空を撮りに行くときには、なるべく新月の夜を狙って計画を立てましょう。

夏よりも冬の時期

季節でいうと夏よりも冬の方が星空の撮影には向いています。冬の空は乾燥していて空気が澄んでいるため、夏よりも星が綺麗に見えると言われています。ただし極寒の中での撮影はなかなか根気がいる作業です。そのことを考えると、どちらの方がいいかというのは一概には言い切れませんね…笑

街の夜景で練習してから挑戦してみよう!

星空を撮影するには街から遠く離れた場所に行ったり、月や天候、季節のタイミングを見ないといけなかったりと骨が折れるものです。いきなり星空の撮影に挑戦するのではなく、まずは身近な街の夜景の撮影などで練習してから行くといいですね!

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