【一眼レフ】ファインダー視野率が変わると写真が撮りやすくなる?

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ファインダー視野率とは。

販売されているカメラには、ボディのスペックについて色々詳しく書いてあると思いますが、ファインダー視野率というものを気にして見たことはありますか?視野率は写真の画角や撮りやすさにも大きく関わる部分ですので、意外と重要な要素の一つです。

ファインダー視野率って何?

写真を撮影する際に、多くの方はファインダー(カメラの覗き穴のこと)を覗いて写真を撮るかと思います。この時ファインダー内で見えた風景の大きさと、実際に写真に写った画像の大きさの比率がどれだけ同じかを表したのが、ファインダー視野率と言います。

え、ファインダーで覗いた風景と実際に撮った写真って写っている範囲が変わるの?とたまに聞かれますが、視野率が100%を切っている場合はその通り画角が変わってきます。ちなみに最近のNikonの高級機であればほとんど100%ですが、Canonは高級機種でも多くが100%未満です。なぜ100%にしないかには、コスト面での問題が大きいのでは?と言われていますが実際のところは私にはわかりません。

では、ファインダー視野率が100%以下であった場合、どんな弊害が生まれてくるのでしょうか?

ファインダー視野率100%以下では、自分の完璧な構図が作れない。

これに関しては、文字で説明するより実際の写真を見た方が早いと思いますので、参考画像をご覧ください。
例えばファインダー内で、下のような構図で写真を撮ったとします。

ファインダーで覗いた時はこのように見えていた。

ファインダーで覗いた時はこのように見えていた。

しかし、例えばこれがファインダー率100%以下のカメラで撮影された場合、実際の写真はこんな風に記録されてしまいます。

ファインダーで覗いていた時よりも、広い画角で撮影されてしまった。

ファインダーで覗いていた時よりも、広い画角で撮影されてしまった。

ファインダーを覗いていた時には入っていなかった人物が背景に写り込んできてしまいました。なんだか目が散りますね。(※本来ここまで画角が変わることはありませんが、分かりやすくするために敢えて極端に画角を広くしています。)

このように、ファインダー内で完璧に構図を決めたつもりでも、100%以下になると、フレーミングするつもりのなかったものまで写り込んできて、想像していたのとは違った写真に仕上がってしまうという弊害が生まれます。

視野率100%は本当に必要なの?

さて、ここまで書いてきましたが、視野率100%は本当に必要なのでしょうか?確かにファインダーで覗いた風景と全く同じ写真が撮れた方がいいに越したことはないのですが、95〜98%くらいの誤差であれば、微差でしかないので特に問題はないと思います。さらに言えば撮影した写真を印画紙にプリントする時、写真と印画紙の比率は違うのでどうしても写真の一部は断ち落とされてしまいます。それも踏まえると、ファインダーの中では完璧な構図にするよりも、少し大きめに撮影するのが基本です。

覗いた時よりも小さくなってしまうのであればかなりの問題ですが、多少大きく撮られるということは意外とメリットがあるとも言えるかもしれません。小さければどうしようもありませんが、大きい分にはフォトショップでトリミングもできますしね。

ライブビューモードで撮れば視野率100%

視野率100%以下のカメラしか持っていない方でも、ライブビューモードで撮影すれば液晶に表示される画角はそのまま撮影されますので、視野率100%で撮影したのと同じように撮影することができます。
どうしても100%に拘りたいというのであれば、ライブビューで撮影するという手もあります。逆に普段からライブビューで撮影している方は、わざわざ高い100%のカメラを買う必要はないので、気にかける必要はありません。

ペンタプリズム搭載のカメラでファインダーを見やすく

視野率100%のメリットの一つにファインダーが見易いという点も挙げられます。やはりファインダー視野率100%の方が100以下のカメラよりもファインダーが見やすいのは確かなのです。しかしファインダーの見やすさはそこだけでは決まりません。ペンタプリズム搭載のカメラを選べばファインダーはかなり見やすくなりピント合わせもしやすくなります。ファインダーの見易さという意味で95%か100%で悩むのであれば、ペンタプリズム搭載かそうでないかで悩んだ方がいいでしょう。正直95と100ではさほど見易さは変わりません。

しかしペンタプリズムを搭載すると、その分カメラ本体が重くなることや値段が高くなるというデメリットもあるので注意しましょう。

撮影時に完璧な構図で撮影したい人は100%を選ぼう

個人的には視野率が95%を超えているのであれば気にする必要はないと思いますが、もし撮影時に完璧な構図を求めるのであれば100%にこだわった方がいいでしょう。
確かに最近は、写真をプリントしたり額に入れて飾ったりすることはなく、液晶画面上だけで使用する人が多いので、後でトリミングしないといけなくなる100%以下のファインダーではちょっと不便かもしれませんね。

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