マクロレンズの使い方と特徴を解説。デメリットにも注意!

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雨の日こそ写真を撮りに行こう!

今回はこれまで紹介したレンズとはひと味違った写真が撮れる、マクロレンズというものを紹介していきます。みなさんも一度は耳にしたことがあるとは思いますが、マクロレンズとは接写に強いレンズのことを指します。マクロレンズの特徴と使い方、そしてメリットとデメリットを学びましょう。

マクロレンズは接写向きのレンズ

マクロレンズの最大の特徴は接写に強いという点です。接写とは、被写体を大きく撮るために被写体にかなり接近して撮ることをいいます。ではなぜマクロレンズだけが近づくことができるのでしょうか?

マクロレンズは最短撮影距離が短い

レンズにはそれぞれ最短撮影距離というものが決まっています。最短撮影距離というのは、何かを撮影する時に最も近づける距離のことを言い、これを超えるとピントが合わなくなります。ですから最短撮影距離が短ければ短いほど、被写体に近づいて撮影することができるのです。
基本的には焦点距離が短い方が、被写体に近づくことができます。なので普通の望遠レンズの場合、ある程度離れた距離から出なければ撮影することはできません。なので例えば望遠200mmで撮影した場合よりも、マクロ100mmで撮影した時の方が大きく撮影することができるのです。

望遠レンズ200mmで最大限に寄って撮影。

望遠レンズ200mmで最大限に寄って撮影。

マクロ100mmで撮影。望遠よりも断然大きく撮影できた。

マクロ100mmで撮影。望遠よりも断然大きく撮影できた。

マクロレンズはこんな時に欲しい!

では、どんなときにマクロレンズが必要になるのでしょうか?それはやはり花や虫、雨の日の滴など小さいものを大きくクローズアップして撮影したい時に必要になります。また普通のレンズよりもボケ味が強く美しいため、特に花を撮影する時に私は重宝します。たまに子どもの瞳をどアップで撮影している写真などもありますが、あれもマクロレンズならではの写真です。

F11まで絞ってもこの美しいボケ味

F11まで絞ってもこの美しいボケ味

マクロレンズの選ぶ2つのポイント

では、マクロレンズを選ぶときに何に着目して買えばいいのでしょうか?ポイントは大きく分けて2つあります。

①焦点距離

マクロレンズには他のレンズのように○○mm〜○○mmまでがマクロレンズ、といった決まりはありません。しかしその焦点距離によって標準マクロ、中望遠マクロ(一番扱いやすいと言われており、マクロ初心者にもオススメです。)、望遠マクロの3つに種類分けされます。
その中でもマクロレンズでもっともパワーを発揮するのは望遠マクロでしょう。望遠マクロの長所はなんと言っても、離れた場所からでも小さいものを大きく撮れるという点にあります。

例えばチョウチョや鳥などを撮影しようとした場合、標準マクロで撮影しようとするとかなり近づかなくては大きく撮影でいないため逃げられてしまいます。しかし望遠マクロであれば、離れた場所からチョウチョに気づかれることなく大きく撮影することができるのです。また、望遠レンズという特性から前ボケ写真が撮りやすいというメリットもあります。
しかし望遠レンズは高価なので、花や物などをメインに撮影する方は標準マクロで十分だと思います。また望遠にすればするほど画角は狭くなるので、狭い場所やもう少し広い画角で撮影したい場合にも標準マクロが活躍します。

②撮影倍率

マクロレンズを選ぶ上でもっとも大事になるのが撮影倍率です。撮影倍率とは簡単に言うと、現実にある被写体をどれくらいの大きさで写真に写すかということに関わります。マクロ撮影の醍醐味の一つは小さなものを大きく写すという点にあります。ですから、マクロレンズを購入する際には、この倍率に注目しなくてはいけません。

マクロ対応していない標準ズームレンズの撮影倍率は大体0.25倍程度なので、やはりマクロ撮影を楽しみたいのであれば0.5倍〜等倍くらいのレンズは必要ですね。0.5倍ということは、実物の大きさの半分くらいのサイズで撮影できるということになり、等倍となると実物と同じ大きさで撮影することができます。等倍は「1倍」や「1:1」と表記されることもあります。

マクロレンズのデメリット

そんなマクロレンズですが、デメリットもあります。

①ぶれやすい

マクロレンズは被写体を大きく写すという特性上、望遠レンズと同じで手ぶれしやすいというデメリットがあります。手ぶれを防ぐためには、やはり三脚は必須でしょう。三脚が重いという方は、一脚でもいいので、何か少しでもカメラの支えになるものを用意しておくといいでしょう。

②ボケやすい

先ほど、マクロレンズはボケみが強く綺麗だと書きましたが、裏を返せばピンぼけしやすいとも言えます。私がマクロで撮影する場合はなるべくF値を絞った上で、ライブビューモードでピントを合わせたい位置にズームした上でピントを合わせるようにしています。
ここで重要なのは、やはりピントのズレを防ぐために三脚を使うこと。そしてAFではなくMFに設定して手動でピントを合わせることです。マクロレンズの場合、AFのままでは思った場所にピントを合わせることが難しいので、手動で合わせることをお勧めします。

マクロレンズを持っていなくてもマクロフィルターでマクロ撮影が可能

マクロレンズと言っても、ちょっとマクロの写真が撮りたいだけなのにマクロレンズを購入するのはちょっともったいないですよね。
そんな時はマクロフィルタを使ってみましょう。

マクロフィルターは、レンズに装着するだけで標準レンズなどでもマクロ撮影ができるようになる代物です。マクロレンズも気軽に買えるような機材ではないですが、フィルターなら2000円もしないで購入できます。まずはフィルターで試しに使ってみて、本当に欲しくなったらレンズを買うというのもいいかもしれませんね。

NEEWER 接写レンズ/マクロレンズ/クローズアップレンズ 4枚 (マクロフィルタキット)+1 +2 +4 +10 (52mm)

スマホでもマクロ撮影ができる!?

これは余談ですが、最近ではスマホでもマクロ撮影ができるアクセサリーが登場しているようです。

こちらのアクセサリーはスマホレンズをマクロにできるだけでなく、広角にも対応、さらにLEDライトつきというお得な感じがするアクセサリーです。

YIEASY スマホ用カメラレンズ 3点セット( LEDライト 0.6X広角レンズ 15Xマクロレンズ)

写真がマンネリ化してきたらマクロレンズを試してみよう!

いかがでしたでしょうか?写真を撮っていると、時に写真がマンネリ化してくる時がありますが、そんな時にマクロレンズを手に取ってみるのも一つの手だと思います。マクロレンズを使えば、急に写真が上手くなったような気分になれますし、いままでとは一風変わった写真が簡単に撮れるようになります!
ただマクロレンズは他のレンズよりも被写体に近づくことができるため、写真を撮るのに夢中になってレンズをぶつけて傷つけたりしないように気をつける必要があります。それを防ぐためにも、撮影の際には必ずフードをつけて撮影するようにしましょう。

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