遠くが撮れるだけじゃない!望遠レンズの特徴と使い方。

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望遠レンズの特徴と使い方

以前広角レンズの使い方について解説しましたが、今回は望遠レンズの特徴と使い方について書いていきます。

望遠レンズとは焦点距離の長いレンズのこと。

望遠レンズは広角レンズとは正反対のレンズです。広角レンズが焦点距離の短いレンズなのに対し、望遠レンズは焦点距離が100mm以上の長いレンズになります。(※APS-C機を使っている方は、70mm〜が望遠レンズになります。)

望遠レンズのメリット

メリットその① 遠くのものが大きく撮れる

望遠レンズの最大の特徴であり、メリットと言えるのは、やはり遠くにあるものを大きく撮れるという点です。スポーツ中継などでもよく見たことがあるとは思いますが、カメラマンが持っているバズーカ砲のようなレンズもやはり望遠レンズです。スポーツや野鳥などの近づいて撮影できない被写体を撮る時によく使います。

函館山から教会を撮影

函館山から教会を撮影

メリットその② ボケやすい

以前被写界深度の記事でも書きましたが、使うレンズの焦点距離が長ければ長いほどボケやすいという特徴があります。ボケ味が出ると写真に雰囲気が出ますし、背景がボケると、メインの被写体が浮き出てインパクトのある写真に仕上がます。

ボケ味が強い

ボケ味が強い

メリットその③ 歪みにくい

広角レンズには写真が歪みやすいというデメリットがありましたが、それに対して望遠レンズは歪みにくいと言うメリットがあります。人物や物撮りなどでは被写体が歪むことは好まれないので、中望遠〜望遠レンズの焦点距離が長めのレンズをよく使う傾向があります。

広角レンズで撮影すると歪む

広角レンズで撮影すると歪む


望遠レンズで撮影すれば歪まさずに撮影できる。

望遠レンズで撮影すれば歪まさずに撮影できる。

メリットその④ 圧縮効果

圧縮効果は望遠レンズを使ったときに特に強く出る効果で、個人的にはこれこそが望遠レンズ最大のメリットの一つだと感じています。この効果を使うだけで、急に写真が上手くなったように見えるのです。
圧縮効果とは、その名の通り遠くにある物と近くにある物の距離がグッと圧縮されたようにみえる効果のことです。言葉では説明しきれないため、実際の画像を参考にしてみてください。人物越しに遠くにある物を撮る時などに使うと雰囲気が出ます。

広角レンズで撮影した場合。

広角レンズで撮影した場合。


望遠レンズで撮影。上の画像よりも、背景が詰まっているように見える。

望遠レンズで撮影。上の画像よりも、背景が詰まっているように見える。

望遠レンズのデメリット

望遠レンズは使いやすくて、写真を上手く見せるのにはいいレンズですが、もちろんメリットだけではありません。

デメリットその① 狭い場所では使えない

望遠レンズは遠くにある物を大きく撮れる一方で、広い画角が撮影できないといったデメリットもあります。そのため、狭い部屋の中での撮影や、広い風景を撮影しようとした場合、望遠レンズは向いていません。

デメリットその② ブレやすい

望遠レンズは焦点距離が長くなればなるほど、ブレやすくなるという点にも注意が必要です。下の図をご覧ください。

※長さと角度はイメージで描いているので、正確に計ったものではありません。

※長さと角度はイメージで描いているので、正確に計ったものではありません。

100mm先の物を撮ろうとした場合、カメラが1度ズレると写真の中心点は1.8cmもズレると言われています。しかもそれをアップで映すため、より手ぶれが目立ちやすくなります。望遠レンズを使用する場合は、しっかり脇を締めて構えることや、シャッタースピードを速くしすぎないこと、三脚や一脚などを使って撮影することを意識するといいですね。
ちなみに、100mm〜200mmのレンズを使用する時は、シャッタースピードを1/125〜1/250以上に設定するとブレにくいと言われています。望遠レンズで撮影する時には、シャッタースピード優先モードで1/125以上に設定して撮ると手ぶれのミスが減らせます。

望遠レンズは被写体に近づいて撮りづらい

上ではあえて書きませんでしたが、望遠レンズのもう一つの特徴として最短撮影距離が長いという点があります。最短撮影距離(過去記事を参照)というのは、一番被写体に近づける距離のことで、最短撮影距離を超えて近づくとピントが合わなくなります。つまり望遠レンズではあまり被写体に近づいて撮影できないということです。ただ、望遠レンズを構えて被写体に近づく行為は相手に威圧感を与えることに繋がるので、近づけること自体がメリットだとは一概に言えません。
もし持っている望遠レンズよりももっと拡大した写真が撮りたい場合は、望遠マクロレンズを使うことをお勧めします。

ピントの合う距離が選べる

ある程度のレベルの望遠レンズになると、被写体の距離によってピントの合う距離を選ぶことができます。レンズの真ん中辺りを見ると、スイッチの用なものがいくつかありますが、その中に1.2m〜∞と3m〜∞と書かれた部分があると思います。

スイッチ

スイッチ


例えば被写体が近くにいる時は1.2m〜∞、3m以上遠くにいる時は3m〜∞と切り替えをするとピントが合いやすくなりますよ。しかしこのスイッチが逆になっていると、「なぜかピントがボケてる〜!」となってしまうので気をつけてください。

望遠レンズを使いこなせば写真が上手くなる!

望遠レンズは広角レンズよりも使うのが簡単です。望遠レンズを使いこなせるようになるだけで、写真が数段上手くなります。遠くのものを撮るのもいいですが、花なども望遠レンズで寄って撮ると気持ちのいい写真が撮れますよ。

望遠レンズの特徴と使い方

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