テレ端とワイド端とは?画質やボケにも関係するレンズの基礎知識。

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カメラの正しい構え方

写真好きな人と話をしていてテレ端やワイド端という言葉を聞いたことがありませんか?
カメラレンズに関する専門用語ですが、今回はテレ端ワイド端の意味やそれぞれどんな特徴があるのかを書いてみたいと思います!

テレ端=望遠端、ワイド端=広角端

テレ端とワイド端とは、レンズの焦点距離のそれぞれの望遠端、広角端を表す言葉です。
こう言ってもよく分からないので、例を挙げながら分かりやすく説明していきます。

まずレンズには必ず焦点距離というものがあり、レンズに記載されている◯◯mm-◯◯mmと記載されている数字がそれにあたります。
焦点距離とはレンズの長さを意味しており、数字が大きいほど望遠、つまり遠くのものをより大きく撮ることができるということになります。

参考:レンズの焦点距離って何?写真の画角に関わる大事な話。

そして先ほどから何度も登場しているテレ端・ワイド端とは、そのレンズの焦点距離の一番望遠側と広角側を表す言葉なのです。
つまりテレ端がそのレンズの中でもっとも遠くのものを撮ることができ、ワイド端がそのレンズの中でもっとも画角を広く撮れる焦点距離ということになります。

下のレンズを例にしてみましょう。

緑の輪で囲まれている部分が焦点距離。このレンズの場合は24-105mmのズームレンズ。

緑の輪で囲まれている部分が焦点距離。このレンズの場合は24-105mmのズームレンズ。

このレンズの場合、24-105mmと表記がありますので、テレ端が105mmでワイド端が24mmということになります。

テレ端とワイド端の特徴

テレ端とワイド端は先ほど説明した通り、望遠端と広角端という意味です。
テレ端側では遠くの物まで大きく撮ることができますし、ワイド端側では狭い場所でも広く撮影することができますが、実は画角だけでなくそれ以外の特徴もあります。

レンズには望遠すればするほどボケ味が強くなるという特徴があり、テレ端で撮影することでそのレンズの中でもっとも強いボケの効果を得ることができます。

望遠で撮影すると背景がボケやすい

望遠で撮影すると背景がボケやすい


一方で広角にすればするほどボケ味が弱くなるので、ワイド端ではボケの効果はあまり期待できません。

しかし広角には広角にしか得られない効果もあります。風景や建物など撮影するときによく使われますが、広角で撮影することで写真にパースが生まれ写真に奥行きが生まれます。

また敢えて必要以上に広角で撮影することで、広角レンズの歪みを利用してその建物や風景の大きさを強調する効果を得られるなど、それぞれに特徴があります。

パースが出やすい。

パースが出やすい。

テレ端とワイド端の注意点

上の話ではテレ端・ワイド端の話というより望遠と広角レンズの一般論的な話になってしまいましたが、ここからはテレ端・ワイド端を使用するときの注意点について言及していきます。

テレ端とワイド端は、上で話したような効果が使用するレンズの中でもっとも得られる焦点距離と言うことになるのですが、テレ端・ワイド端で撮影するのがベストということではありません。

特にテレ端側で撮影したときに多いのですが、写真の画質が落ちて描写が甘くなることが多々あります。

私もポートレート撮影をするときなどはなるべく望遠気味で背景をボカして撮影するのですが、テレ端で撮影するとモデルさんの顔にキチッとピントがきていないような甘い描写になることがあるのでテレ端よりも少し広角気味にして撮影するようにしています。

どうしても寄って撮影したい場合にはF値を少し絞り気味にするか、テレ端よりも少し広めにに撮影しておいて後でトリミングするかで対応したほうがいいでしょう。

またワイド端も同様に描写力が落ちることがあるのに加え、ワイドにするほど周辺光量落ちや画像の歪みが起きるためその辺りにも気をつけましょう!

レンズのクオリティによっても違いはあるよ!

ここまで読めばテレ端とワイド端が何なのか、またその特徴がわかってきたかと思います。

テレ端・ワイド端の注意点なんかも書いてみましたが、もちろんレンズによって差もあります。自分のレンズのテレ端ワイド端が、どれくらの描写力があるのかをあらかじめ実験して把握しておくといいですね!

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