風景写真を撮るのにおさえておきたい8つの基本

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写真を始めるきっかけになることの多い風景写真。風景写真も撮り方を少し工夫するだけでよりいい写真になります。

今日はそんな風景写真の撮り方の基本的なコツや、風景撮影に有効なフィルターなどについて書いてみようと思います。

必要な機材

風景写真を撮影するにあたって基本的に必要になる機材は、マニュアル操作の出来るカメラ、広角レンズ、三脚になります。

レンズに関しては、どんな風景を撮影するのかにもよりますが、基本的に風景写真はその風景の壮大さを表現することが多いと思いますので、入門としては広角レンズをオススメします。

風景写真の基本的なコツ

水準を取る

まず風景を撮影する時には水準を取ることが基本になります。水準をしっかり取らないと水平線の傾いた不安定な印象の写真になってしまいます。

最近のカメラには水準器が付いているタイプのものも多いですが、ついていない場合は水準器付きの三脚を使用するか、個別で販売している水準器を購入しましょう。

HAKUBA 2ウェイレベラー KPA-02

絞りを絞って撮影する

風景写真はその風景の描写力が評価されるポイントでもあります。

最近では何でもかんでもボカして撮りがちですが、風景写真ではなるべく絞りを絞って風景全体にピントが来る(パンフォーカスと言います)ようにして撮影しましょう。

広角レンズはもともと被写界深度が深くなる傾向があるので、そういった意味でも風景写真には広角レンズがオススメです。

しかし、あまり絞りすぎると解像度が落ちることもありますので、絞りすぎには注意してください。

絞りは開放値から二段絞りくらいがもっとも描写が美しいと言われています。風景の場合はF8〜16あたりを目安に設定するといいかと思います。

もちろん現場の環境次第では、シャッタースピードを稼がないといけない分絞りを開けないといけないなどという状態もあるかとは思いますが、そのあたりは臨機応変に対応しましょう。

三脚はなるべく足のしっかりしたものを使う

これは風景に限ったことではないですが、なるべく三脚は足の太いしっかりとしたものを使うようにしましょう。

風景写真を撮るにあたってシャッタースピードを稼がないといけなくなることは多々あります。

その時に足が細い三脚を使っていると、写真のブレの原因になります

また風の強い場所や足場の悪い場所で撮影していると、ちょっとしたことで三脚ごと倒れる危険性がありますので、カメラ保護の観点から見ても三脚選びはとても重要です。

三脚については別記事で詳しく触れていますので、そちらをご覧ください。
三脚を選ぶときのポイントとオススメの三脚

シャッタースピードを遅くして撮ってみる

風景を撮る上でスローシャッターはもはや王道の技です。

スローシャッターで撮影することで、雲や星、川などの流れを撮影することができます。

よく滝が糸のように流れている写真がありますが、あれもスローシャッターのなせる技なのです。

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しかし星空の時ならまだしも、日中にスローシャッターをすると明るくなりすぎて飛んでしまう、、と悩まれるかと思います。

そんな時はNDフィルターを使ってみましょう。

NDフィルターを使って露出を抑える

NDフィルターは数あるレンズフィルターの中の一種で、レンズに装着することで発色に影響を与えずに写真の光量を軽減させることができます。

つまり上で書いたような、日中だけどスローシャッターで撮影したいという時にNDフィルターを使えば、白飛びさせずに雲や水の流れを表現するような写真が撮れるようになるのです。

Kenko NDフィルター PRO1D プロND8 (W) 77mm 光量調節用 277430

CPL(偏光)フィルターを使う

NDフィルターのように、風景撮影で重宝されているフィルターが他にもあります。それがCPLフィルターというものです。

CPLフィルターには二つの効果があり、一つは空や緑の色を深く描写することができること。そしてもう一つが光の反射を抑えることができることです。

色の深みを出すというのはそのままなので説明は省きますが(下の写真を参照ください。)、光の反射を抑えるということについて説明します。

左がフィルターなしで、右がフィルターあり。 右のほうが緑も青も色濃く描写できる。

左がフィルターなしで、右がフィルターあり。
右のほうが緑も青も色濃く描写できる。

例えば海や湖や池での撮影をするときに、太陽の光が水面に反射してギラギラしていることがあるかと思います。

そんなときにCPLフィルターを使えばその光の反射を抑えることができ、さらには水の中の様子も写すことができるようになります。(※もちろん元々透き通っている水でなければ水面下の様子は写りません。)

左がフィルターなし、右がフィルター有り。 全く同じ時間、位置、角度で撮影しているが、光の反射がこれだけ軽減することができる。

左がフィルターなし、右がフィルター有り。
全く同じ時間、位置、角度で撮影しているが、光の反射がこれだけ軽減することができる。

CPLフィルターはNDフィルターと並んで、風景写真を撮る方には欠かせないアイテムとなっています。

MARUMI カメラ用 フィルター C-PL58mm 偏光フィルター 202091

光のいい時間帯を狙う

フランスの有名な画家、クロード・モネは同じ位置から同じ構図で時間帯だけを変えて光の変化を捉えながらルーアン大聖堂の絵を33枚描きました。

全て同じルーアン大聖堂の絵ですが、一つ一つ光や色が変化して、それぞれ違う印象を与える絵画となっています。

上の話は風景とは少し違いますが、風景写真も同様で、同じ場所を撮影しても時間帯がが違うだけで全然表情が変わってきます。

いい写真を撮影するためには、自分が活動しやすい日中だけで撮影するのではなく、朝焼けや日没の時間を狙うなど工夫して撮影することが大切です。

時間差

色温度を変えてみる

写真の色温度もとても大事で、少し変えるだけで写真の雰囲気はぐっと変わります。

例えば桜並木の写真を撮るときに少しマゼンタを強くしてあげるだけで、桜のピンク色が強調され、より桜の印象の強い写真になります。

他にも夕焼けや新緑、青空など様々なシーンに合わせて色温度を変えてみましょう。

人とは違った作品を目指そう

風景写真は撮っていて気持ちのいいものですが、一味も二味もつけていかないとみんな同じような写真になってしまう難しいジャンルでもあります。

人とは違った場所や視点、時間から色々な写真を撮って、オリジナリティのある作品を目指しましょう!

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