カメラのレンズフィルターの種類とそれぞれの効果を紹介!

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マクロ100mmで撮影。望遠よりも断然大きく撮影できた。

みなさんはレンズフィルターを使っていますか?保護フィルターは使っているけど、それ以外は使ったことがないという方も多いのではないでしょうか?

フィルターを使うとこれまでとは一味違った写真が撮れるので、「最近マンネリしてきたなー」という人にもオススメです!

フィルターを買うときの注意点

フィルターのサイズを確認する

基本的なことですが、フィルターを選ぶ時にまずはサイズを確認しましょう。

同じ種類のフィルターでもレンズの口径によってサイズが変わります。もし実際のレンズ口径よりも小さいフィルターを購入してしまった場合、まったく使えませんのできちんとサイズを確認した上で購入しましょう。

ちなみにフィルターはサイズが大きければ大きいほど価格も上がる傾向にあります。

レンズ口径の確認の仕方

レンズの口径はレンズ蓋の裏側やレンズの内側に書いてあることが多いです。

「ø」が口径を表すマークで、「ø58cm」と書いてあれば、58cmのフィルターを購入すれば問題ありません。

レンズ口径

レンズ口径2

フィルターの厚みに注意

フィルターは物によって厚みが違います。このフィルターの厚みは結構大事で、フィルターが厚いと最も広角にした時にケラれが出ることがあります。広角レンズ用のフィルターを購入する時には特に気をつけましょう。

四隅の黒い部分がケラレと呼ばれる現象。

四隅の黒い部分がケラレと呼ばれる現象。

保護(プロテクト)フィルター

まずは定番の保護フィルター。これは写真の仕上がりにはほぼ影響は与えませんが、レンズの保護をするためにつけておいた方がいいでしょう。
ふとした時にレンズをどこかにぶつけてしまっても、フィルターがレンズを守ってくれるので安心です。

傷だけでなく、砂埃や空気中のホコリからも守ってくれますので、レンズが汚れる心配をする必要はありません。

値段も他のフィルターに比べて安くてお求め易いのもポイントです。

Kenko レンズフィルター MC プロテクター NEO 58mm

人によっては、保護フィルターは画質に悪影響だからつけないという方もいます。確かに余計なレンズを上から一枚重ねることになるので、まったく影響がないとは言い切れませんが、普通に使っている分には気になるほどの悪影響はでません。

強いて言えば、逆光時に多少のフレアやゴーストが発生しやすくなることはあるかもしれません。つけるかつけないかはその人次第です。

NDフィルター

NDフィルターとは、レンズに入ってくる光を減光してくれるフィルターです。
例えば明るい日中にスローシャッターや開放で撮影したいけど、白とびしてしまうという時にこのフィルターを使うことで露出を抑えたりします。

私はスチール撮影で使うことはあまりないのですが、ムービー撮影する時などはどうしてもシャッタースピードを上げらず白とびしてしまうことが多々あるので、そんな時にNDフィルターを使います。

他にも川や滝の撮影の時にも使うことが多く、スローシャッターにすることで水の流れが白い糸のようになって、肉眼とは違った見え方を演出してくれます。

NDフィルターには段階があって、ND4やND8、ND16などといろいろ種類がありますが、それぞれどれくらい減光してくれるかを表していて、数字が大きければ大きいほど、減光量が大きくなります。

Kenko NDフィルター PRO ND8 52mm 光量調節用

PLフィルター

PLフィルターとは日本語で偏光フィルターを呼ばれ、ガラスや水面の反射を抑えてくれる効果があります。
他にも青空や緑の色が濃く映るなどの効果もあるため、風景の写真を撮る人たちはほぼみんな持っているフィルターです。

PLフィルターは二枚重ねになっていて、前のフィルターを回転させることで効果を強めたり弱めたりします。基本的には太陽に対してカメラを90°に向けることでもっとも強い効果を得られます。

PLフィルターは使いこなすのに少し時間を要するので、本番の撮影の前に練習してから使うことをお勧めします。

ちなみにPLフィルターには大きなデメリットがあり、比較的値段が高めな割には使用期限が短いのです。まったく使わずに保管しておいてもフィルターのコーティングが酸化してしまい、効果が薄れてしまうそうです(家電量販店の店員さん談)。

Kenko PLフィルター PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL (W) 77mm コントラスト上昇・反射除去用

ソフトフィルター

ソフトフィルターはぼんやりとして柔らかい雰囲気の写真に仕上げることが可能で、花や女性ポートレート撮影などでよく使われます。

ソフトフィルターにも種類がたくさんあり、ハイライトだけを強調するものや、ハイライトだけでなくシャドウ部分にも効果を与えるものなど様々です。

どれを選ぶかは自分がどんなシーンを表現したいかによって違います。個人的には写真全体があまり白くなりすぎない程よい効果を与えてくれるブラックミストという種類がお気に入りです。

また、ソフトフィルターは星の光を強調する効果もあるので、星空の撮影にもよく用いられます。

Kenko レンズフィルター ブラックミスト No.1 58mm ソフト描写用

クロスフィルター

クロスフィルターはその名の通り、光がクロス状にキラキラと光るようになるフィルターのことです。クリスマスや夜景の撮影でよく用いられます。

レンズをよく見てみると格子状に線が入ってるのがわかります。その線に光が反射して、十字状のキラキラした光が演出できるのです。

イルミネーションや夜景だけでなく、木漏れ日や水に反射した光など様々な光に適用できます。

クロスフィルターも線の入り方によって種類の違いがあり、光が雪の結晶のように見えるスノークロスであったり、自由に光の線の本数を変更できるバリクロスなど様々です。

Kenko レンズフィルター R-クロススクリーン 52mm クロス効果用

角型フィルター

角型フィルターはこれまでとはちょっと違った特殊なフィルターで、フィルターホルダーというアダプターを別で用意する必要があり、そこに四角い形のフィルターを取り付けます。

ここに取り付けるフィルターは、半分だけがNDフィルターになっていたり、半分だけ色が付いていたりとちょっと特殊なものになります。

例えば地上と空の明暗差が強すぎた場合に、上半分にだけNDフィルターをつけることで空の白とびを抑えるといったテクニックが使えます。同じように、夕焼けの空の色だけを濃くしたい場合も、上半分にだけオレンジのフィルターをかければ夕焼け空の色濃い写真が撮れるようになります。

風景写真のできをワンランクアップさせることができるフィルターです。

XCSOURCE 角形フィルターセット 8枚 ND2 ND4 ND8 ND16 GND2 GND4 GN8 GND16 9枚金属アダプターリング 1枚ホルダー Cokin

クローズアップレンズ

マクロフィルターはマクロレンズではないレンズでも取り付けるだけでマクロレンズとして使えるようになる便利なフィルターです。

ただ本当のマクロレンズに比べて描写が甘くなったり、色収差が出るなどのデメリットもありますのできちんとしたマクロの作品が撮りたい人は、マクロレンズ自体を購入することをオススメします。

Kenko レンズフィルター AC クローズアップレンズ No.5 52mm 近接撮影用

写真に変化が欲しいという人はぜひ使ってみよう!

レンズに取り付けるだけで簡単に写真が変化するフィルターは初心者の方にもオススメするカメラ機材の一つです。

ただ、フィルターばかりに頼っていると写真の基礎技術向上の妨げにもなりえますので、初心者の方は遊び程度に使うくらいがちょうどいいかもしれません。

ちなみにレンズフィルターを使った写真作品のみを対象とした『国際フィルターフォトコンテスト』という写真コンテストも開催されているようです。

グランプリは50万円ゲットできるようですので、フィルター好きな方は挑戦してみてはどうでしょうか?

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